今週は週7日のうち3日はイベント事への外出に忙しくしていました。
というのも今週は、私の住む都市 Frankfurtにて日本映画祭 NIPPON CONNECTIONというイベントが開催されるということで、
先週のDüsseldorfに続きまたしても 日本イベントがあったからです。
5月から日本イベントに忙しいですね、毎年。
覚えとこう。
正直、在独歴が長い友達に教えてもらうまでこのイベントは一度も知りませんでした。
そしてこのイベントに行ったことで、
また新しい日本イベントが開催されることを知り、という連鎖的なイベントまみれになるようです。笑
次は来月と、7月だったかな、コスプレ二次創作系の関連イベントが各地にてまた開かれます。
これは今回行けるか未定ですが、いつか行きたいイベントの一つです。
有名なのはDOKOMIというDüsseldorfのイベントです。
またFrankfurtはCosDAYというイベントが6月にあるらしいです。
チケ代がちょっとするので、今年行くかは今考え中なんだけども💦
DIKOMIについては、チケット完売してました🎟
とにかく、今年からはコロナ禍での2年の中断期間を経てのイベント復活年ということで、たくさんの人が外に繰り出している印象です。
昨日Twitterでも呟いたんだけれども、
今週水曜日の夜はNippon Connectionの催し物の一つ、Japan Monsterinsel -日本 怪獣の島-というイベントがあったので、これは行かねばということでチケットをとりました。
この添付画像のイラストを見るとすぐ怪獣についての何かだとはわかったんですが、
あんまり内容よく見ずに、とりあえず夫と二人で行くことにしました。気になったら行ってみる!精神で🔥
(こっからこのイベントの詳細が長いのですみませんが興味無い方は目印絵文字まで、下へスクロールしてくださいね⚠️🟣🟢←目印)
☠️ただ、一つ言いたい事! イベントで遭遇した出来事の愚痴☠️
後ろに座った中年のドイツ人男性 身長は180以上に見えたけど、その人"脚が長いから"って、前に座ってる私のパイプ椅子のお尻の部分に、足乗せやがって、セクハラ&モラハラしてきて本当にあり得ないと思った&夫が注意してくれてやめたんだけども🤬😡🤬🤯😡🤯🤬
夫が注意しても一回なんかグダグダ言ったらしい、あり得ない!失礼この上ないので、残念ながら終始後ろのこの失礼なやつが気になってた⚡️⚡️⚡️時々こういうあり得ない失礼な奴がいるから嫌なことも多々あります…疲れる😨
すいません、こっから🟣🟢←目印 開始します
イベント内容は、日本の怪獣映画についてのトレーラームービーを見ながらドイツ版の怪獣映画/英語版/そして日本版を比較したり、考察したり、説明するという内容でした。
解説者は、JAPAN DIE MONSTERINSEL の作者Jörg Buttgereitさんと映画学者のMarcus Stigleggerさんによって進行しました。
私の予想では日本人男性が少しでもいるのかな?という予想に反し、当日はほぼ現地のドイツ人で会場満席、アジア人は私ともう一人しかいませんでした。
予備知識もなくイベント参加しましたが、Buttgereitさんの著書 JAPAN DIE MONSTERINSELは以前も発刊になっており、2021年の秋に出版された最新著書は、新装版だそうでした。
イベント内容は、全篇ドイツ語(当たり前)で解説されていたので、わからない部分も多々ありましたが、ドイツの皆さんとゴジラ映画や日本のその他特撮映画トレーラーを見られたことはなんだか不思議で嬉しい経験でした。
それに興味深い背景として、
例えば一時期の昭和作品では ゴジラVSヘドラ のような映画タイトルはドイツ語でそのままタイトルとなった訳でなく、
ゴジラシリーズが全てFRANKENSTEINというホラージャンルのざっくりとしたカテゴリ名にされ、映画タイトルとなっていたという背景が説明されました。
FRANKENSTEINS KAMPF GEGEN DIE TEUFELSMONSTER
直訳:フランケンシュタインの戦い VS 悪魔のモンスター(つまりフランケンシュタイン=ゴジラで、悪魔のモンスター=ヘドラ を表しているようです)
一応小さく、映画宣伝ポスターにはHedorahと書いておりますけど😅もはや名前だけ聞いてもなんのこっちゃ?です😂
※その後はゴジラの認知度、人気が広まり、この意味不明なタイトル名は改善されたようです。大体平成作品くらいから。
同行した夫(現地出身)がこの講演を聴いた後での解説によると、当初ゴジラという存在はまだまだ認知されておらず、ニッチなホラー映画ファンに興味を持ってもらうために、映画配給会社が"ゴジラ"をFRANKENSTEIN フランケンシュタインと言い換えて宣伝したためだそうです。
面白いですね😅
でも確かに、日本でも欧米の映画タイトルを全然違うタイトルにしていたりしますからね、わかるようなわからないような笑
こちらの著書によると、ドイツでは1993年のゴジラVSメカゴジラからは、敵怪獣名もそのままで放映されていたようですが90年代のビオランテ、キングギドラ、モスラ&バトラについては、ゴジラの敵怪獣名はまだ出てないようでした。
著書を先に知っていたら講演当日もうちょっと意味がわかったかもしれないな〜と思いながら、講演日に会場で購入した両氏のサインを眺めながら、この面白そうな本書を読み進めることを決めたのでした。
それに映画ポスター部分などはカラー刷りなのも嬉しい😆
それに今回私のツイートに、なんとこちらの本の中でも作者のButtgereitさんが直接日本でインタビューした石井良和監督から引用RTと、ご本人のインタビュー当時のお話に関してのツイートまでしていただいて、驚きました。
どこから見つけていただいたんでしょう、きっとゴジラ関係のフォロワーさんのRTからでしょうか、ありがとうございます👏
見ていただきありがとうございます。
石井監督からのRT
https://twitter.com/tabiyuzo/status/1530754997972918273?s=21&t=4nHv3gJCzkiX-m7qbo7OMg
Buttgereit氏の石井監督へのインタビュー裏話1
https://twitter.com/tabiyuzo/status/1530758175435108353?s=21&t=4nHv3gJCzkiX-m7qbo7OMg
Buttgereit氏の石井監督へのインタビュー裏話2
https://twitter.com/tabiyuzo/status/1530780903990931459?s=21&t=4nHv3gJCzkiX-m7qbo7OMg
Buttgereit氏の石井監督へのインタビュー裏話3
https://twitter.com/tabiyuzo/status/1530815212739129344?s=21&t=4nHv3gJCzkiX-m7qbo7OMg
🟢🟣イベントレポ終わり箇所🟢🟣
さて、そんな日の翌日はドイツの祝日でした。
祝日もこの市内に繰り出そうと夫と話して前日にもらったイベントフライヤーに載っていた、今回のイベントのスポンサーの一つでもある日本ラーメン屋さんに行くことにしました🍜
お店の名前:反橋や さん(そりはしや)
友達が美味しいと言っていたお店だったので、まさに絶好の機会とばかりに行ってまいりました。
いやー美味しかった…
久しぶりのラーメン、しかも本格派。
濃厚なスープに付け合わせの味玉にネギに青梗菜🥬にチャーシュー…普段はスープを結構残してしまうのですが、こちらの濃厚胡麻味噌スープ、美味しすぎてほぼ完食しました。
思い出しただけでお腹が空いてくる。毎日でも食べたいくらいだ…
それと野菜餃子🥟も頼んだんですが、野菜餃子と思えないくらい濃厚なニンニクの風味効いた餃子でとにかく美味しかったです。
この日は昨日怪獣映画の講演を聞いた会場の隣の会場へと足を運びました。
古い建物を再利用したお洒落な会場にセンスを感じました。
イメージ🧱煉瓦造りの廃ビルをアーティスト風に利用してる様子を想像してみてください。写真なくて申し訳ない。
特別展示で日本の魚拓(Gtotaku)🐟が展示されていました。ただ墨汁作品ではなく、色とりどりの絵の具で塗られた🎨魚🐡をはじめ、たこ🐙やエビ🦐、クラゲなどの作品もありました。
面白かったです。
ワークショップもあったようですね。
私は魚臭さが苦手なので自分ではやらないとは思いますけれど💦
あとは、けん玉体験コーナーやトラック販売のおにぎり屋さん、たこ焼き実演販売などなど…ただたこ焼き…4個で5ユーロ❗️(確かね)
1つ168円くらいの価値のあるたこ焼きでしたよ…食べたいのは山々でしたけど、自分で作ります…
ドイツではタコは🐙なかなか入手できなさそうなので、ツナ缶やウィンナーでも入れます。
船に乗せてる荷物の中に、新品のたこ焼きプレートを載せてるのでいつか自宅でたこ焼きできるの楽しみです。たこ焼き用の材料は、おそらくアジア食材店とかで買える。
(自分家でたこ焼き作ったことはないので、たこ焼き作り初心者なんですけどね😅)
煉瓦造りの建物の中には、沢山の日本関連のお店が。
日本のコケシを売ってたり、和食器だとか、お土産物、浮世絵のプリントされたポスターに、日本語の本など…🇯🇵
私的には着物リメイク👘の上着/羽織物が可愛かったなぁと思いました。ただ、やはりお値段もそこそこ高く、70ユーロくらい(日本円で9500円くらい〜)だったので、諦めました。
会場にはその上着を着てるドイツ人女性がちらほらいました❣️😍いいねいいね!似合ってました
沢山のお客さん、そしてこちらの会場には家族連れの日本人など、日本語を話す人もちらほら見かけられて面白かったです。
この日はウィンドウショッピング、散歩感覚でイベントの様子を楽しみ帰宅しました。
ついでにこの日は、前代未聞の9ユーロチケット 6月分を自動券売機で買いました🎫
日本でニュースになりましたかね?なってないかなぁ…
1ヶ月9ユーロで、日本で言う高速列車(新幹線みたいな)以外の全ドイツ鉄道車両に乗り放題のチケットです!青春18きっぷのようなイメージかなぁ…それの長期間バージョンのような。
6, 7, 8月限定で今週から発売されたチケットなんです。
誰が買っても🆗、旅行者も対象⭕️
なのでこのチケットを利用して、色々出かけたいと思ってます。
6月もこのチケットの有効活用のため、毎週末忙しくなりそうです。
そして土曜日は、隣町にて、野外の映画音楽のオーケストラコンサートに行きました。
私たち、特に夫は映画フリークなのでこのイベントは行くべきだろうと思い、チケットを取っていきました。
ドイツでコンサートは私にとって初めてだったのでどんな感じか想像もつかず、服装に気をつけていきましたが実際この野外コンサートについては、セミフォーマルな人やカジュアルな人とさまざまでした。
特に今回、夜に野外ということでなによりも2時間弱外にいても耐えられる格好ということが、1番大事だったと後から思います。
私はもともと冷え性なので、少し対策しただけでもよかったと思いました。
会場にはブランケット貸し出しもあり、このブランケットなしでは絶対に22時まで外でコンサートを聴けなかったと思います笑
気温は15度だったようですが、すごく寒かったです🥶🥶🥶座りっぱで2時間弱はさすがに結構寒かった😅し、指揮者さんもそう言ってた笑
選曲としては、今昔mixで
エマワトソンの美女と野獣に始まり〜ハリーポッター〜ボリウッドのインド映画の曲というオリエンタルな曲に〜ロッキー〜007〜E.T.〜スターウォーズ〜パイレーツオブカリビアン〜などなど、
最後にはMonty Python's Life of BrianのAlways Look At the Bright Side of Lifeという曲になり、映画と曲名は知らなかったんですが人生で聴いたことのある曲で(多分日本のCMで使われてた)、
会場全員でサビを歌うという盛り上がりにて、その日の公演は終わりました。
日本じゃまだあり得ないですよね、ライブとかで声を上げていいだなんて。
ヨーロッパはもうこんな感じなんです😅
マスクも公共交通機関やマスクルールを定めたイベント以外は、ほぼもうマスク着けてません😅
こんな日常を送ってると、コロナ禍で戦慄&沈黙した2020年、2021年、そしてまだ終息していない2022年も、遠い過去になっている錯覚を覚えます💦(⌒-⌒; )
このオーケストラコンサートも、実は2020年の同時期に元々、同じ場所で野外コンサートを予定していたそうなんですが、コロナの影響で延期延期となり、2年越しに公演ができたとのことでした。
ドイツでは、経済が再び回り始めた事を実感する日々です。
そんなわけで盛り沢山の1週間、日曜の今日はちょっと疲れが出ました😅
残りの日は、お約束のドイツの日曜の静けさを堪能します。