残された横浜滞在もこの時点でもう2日、あっという間すぎて時の流れは恐ろしかった。
今回、横浜の石川町駅近くに滞在先があったのだが、この石川町駅周辺はとても快適だった。
横浜系ラーメン屋があったし、


モーニングが美味しい珈琲屋もあった。

ちなみに今だから言うが、1度ラーメン屋で財布の入ったカバンごと忘れるという馬鹿をした(笑)
というのも、銭湯&コインランドリー帰りの両手荷物いっぱいのなか、
肝心のバッグを忘れたのだ。
私は一度に何個も物を覚えられない( ´∀` )
がしかし、さすが日本。
無事翌日の朝一にお店へ連絡したところ、ちゃんと店の人が荷物を保管してくださっており、事なきを経た。
これはほぼ他の人に言っていない内緒の話W
最後の3日は不思議な3日間だった。
まず、ドイツで友達になった日本人の友人がドイツから本帰国したばかりにもかかわらず、共通の趣味であるドイツワインをドイツワイン屋兼飲食提供もしているお店で
一緒に飲むという色々カオスな状況の美味しいワイン会をしたのであった。

その店は日本にいるころから一度行ってみたいなぁとおもっていたのだが、
まさか渡独後、
日本へ一時帰国中に、ドイツから日本へ本帰国したばかりの日本人の友人と、
行くなんて誰が予想できただろうか(笑)
オーナーさんもドイツに昔住んでいたそうで、まさかの住んでいた場所が
私たち(私と友人)の住んでいる場所の近所の街だった、ということに話が弾んだ。
日本でなんでだろうと思うことの一つに、
大抵のレストラン・バーでワインを注文する場合、
グラスワインの種類が【グラスワイン赤白ロゼ】しかないところがもどかしい。
ワインが好きで色々と少しずつ試してみたい側としては、このシステムすごく寂しい。
ボトルワインの種類が多くても、結局のところボトルで頼む人どんだけいるんだろう。。。
ドイツでは基本グラスワインの種類は最低でも各赤、白、ロゼに関して2種類以上の選択肢が多いと思う。
まぁそれは日本のワイン生産量が少ないことや、
ワイン消費者が少ない背景あってのことだと頭では理解しているけれど。。。
せめて、イタリアンだとかドイツ、スペイン、フランス料理のレストランはグラスワインの種類を増やしてほしいよ・・・
ボトルは高くて頼めないよ・・・
(小樽にある小樽ヴァインというお店はワインレストランなので、色々な品種をグラスで注文できるところが珍しく、お気に入り。いつかまた行きたい)
が、先に訪れたドイツワイン屋さんではワイン屋さんということもあり、
少量のお手頃価格で、色々なドイツワインを試すことができ、とてもよかったのである。

飲食店だと利益優先になるよね、うんわかってるさ。ちょっとぼやきたかったのである。
日本のワイン愛好家がもっとお手軽にバラエティ豊富に、
楽しめる環境になればいいなぁと思ってるだけです。
さて、その翌日は友人とランチに行った。
ランチの場所はイタリアンに連れて行ってもらったのだが、
私は普段選択肢から選ばない「明太子パスタ」を選んだ。
というのも、ドイツにないからである!!!

この選択は自分でも驚いた。
そもそも明太子をドイツ人は食べない。
魚卵を普通に食べる私たちからしたら、魚が取れない地域のドイツ人たちからしたら絶対に”気味悪い”と思うだろう。
いくらでさえ、恐らくウケは良くないと思う。
私も肝は流石に苦手なんだが、魚卵系は結構好きだ。
普段はあまり選ばなかった明太子パスタがメニューに上がっているのを見て、
私は即決した。これだ!と。
これもれっきとした日本食だと私は思う。
美味だった。
翌日は小学生のころから幼馴染の友人と会い、
最高の天気の下で、オタクな話題ばかりして数時間を公園で過ごした。
帰国日を目前にして、数日前に食事をした友人がなんとコロナ発症!
帰国目前にしてまさかの事態にちょっとビビったが、
私自身は感染してなく(去年11月の抗体のおかげ?)、無事に飛行機に乗ることができた。
2020年以来、飛行機の隣席には誰も座らない状態が続いていたが、
今回のドイツ帰国便では4列掛けシート全部客が座るという通常運転に戻っていてちょっと面食らった。
次回からはもう慣れたからいいけど。
隣のどこかの国のおっさんが寝ると私の方向に微妙に(がっつりじゃなく)
もたれてきてめちゃくちゃストレスだった以外は、
映画のラインナップのよさに満足していた。
ご飯も普通に美味しかった。
映画を3、4本も見ていれば14時間フライトはあっという間だった。
途中いい感じにちょっと寝れたし。



ドイツに帰国してみるともうすっかりこちらに慣れたのか、
別に何も”日本に戻りたい~”欲はすぐには湧いてこなかった。
去年の今頃とは大違いだ。
きっと私の中でドイツでの生活が今の自分の人生の拠点であることをやっと納得したのであろう(笑)
ドイツに戻ってすぐ現実に引き戻されたのはスーパーで。
いつもいくスーパーで単独行動をしていた時に、
同じくお客さんに”タコス用のラップ(包む生地)はどこにありますか?”と普通に質問された。
日本では外国人と思われる人にはそんな風に聞かない、と私は思う。
だがこれまで何回か経験済みなのだが、
ドイツではだれにでも普通に聞いてくる人が多い。
明らかに外国人の私にも普通に聞いてくれる環境は、なんだか嫌いではない。
(うまく答えられないときも多いけども)
いまだに生活していて何気ない会話が知らない人と始まることの多いこの国(ドイツ)は人間味があるなぁ、とよく思う。
そう考えると、今回日本の新幹線口の改札で大荷物を抱えていたがゆえに
盛大にスーツケースとともに倒れた自分にだ~れも
(その場に立っていた職員でさえも)声をかけてこなかった事を体験した私は、
ちょっぴり寂しく感じてしまったんだよね。
勿論全然日本にそういうことがない、とは言わないけど。
一方でスーパーのレジ係の対応はその人の気分次第なドイツだってどうかと思うし。
いい塩梅というのはなかなか存在しないものだ。
とにかく、いきなりドイツだここは、とおもわされた出来事だったのでした。
帰国してきて思い出されるのは、
美味しいごはん、楽しいサブカルチャー天国、銭湯や温泉、マッサージ師やマッサージチェア、家族や友人たちそして沖縄(笑)

👆横浜みなとみらいのお高めではあるが大満足だったスーパー銭湯?リゾート銭湯?万葉倶楽部
ぜひまた行きたい
入場料2700円(タオルなどアメニティ系は全部完備なので手ぶら&追加料金なしでお風呂を楽しめる)
次はいつ日本に戻れるかな。
現時点では未定だが、次の帰国を楽しみにしている。