さて、先週の備忘録に書いたように1週間で仕事が決まり早速今週から仕事をしてきたわけなんですが、なんせ覚えることがありすぎてありすぎて・・・
この会社に入ってやっていけそう!と、不安ながらも入ることにしたのは、
仕事内容が今まで経験したことと”文字上では”同じだったこと、
そして言語面も、面接した方が”日本語を話すスタッフが多いので心配はないですよ”という言葉があったので、
ドイツのオフィスで働くにしてみても、だいぶ障壁が少なく仕事ができそうと感じたからです。
が入ってみると実際のところは(まだ数日しかたっていないけど)、
基本的にスタッフ同士は大体ドイツ語で話しているし、
1日目からお客さんに英語でメール返信してください、と言われるし、
幸いにも全部日本語で仕事を教えてもらってはいるけれども、
いずれは担当を持つことになれば、英語圏のお客さんを最初に持ってもらったり、
ドイツのお客さんを担当にもってもらいます、と言われ、全然自信がありません。
自信がないのは、言語面です。
仕事の実戦で使う外国語は初めてなので、習うより慣れろだとは思うんですが
文章にしづらい複雑な感情があり、後ろに引き気味の自分がいます。
なんだろう、人は変な人はいなさそう。
むしろ気さくで、大体みんな自分より若い人が多くて、活気ある会社なのにもかかわらず、この”なんかキツイ・・・”という気持ちが、もやってます。
この世の中には、運よくいい職場や人に巡り合い、人生で1、2回、片手で数えるぐらいの転職しかせずにキャリアを積める人も多いと思います。
が、私の場合両手で数えるくらいの職歴で、
ちょっとやそっとのことじゃ本来なら転職はしない方が身のためとは頭の中で勿論わかっているし、年も重ねてきて中年/中堅レベルの年頃なのに、と思ったりします。
ただもう一方で、自分がどんな仕事/どんな業種で仕事をすればモチベーションを保って仕事ができるのかもさすがに社会に出て10年経つので知っているし、
入ってみて「あ!これはまずい!」と分かったときのこの気まずい感じは、何度も味わってきているからわかる。
ただ確実に”やめ癖”はある、ともいえるので痛いところ。
言い方を変えれば、固執しない・思い切りがある、ともいえるんじゃないでしょうか。
この行動は、
自分にとって最適な場所を探すための、自分にとって最良の選択をするだけなのに、
社会から見るとそれは「どこにいっても続かない」だとか「忍耐力がない」とか言われたり、履歴書を見て本当の理由も聞かないで蹴られたりもする。
でもこの行動の本質は、私にとって実は”自分を守るため”の行動なんです。
私は新卒で入った会社で、上司の所謂パワハラに遭い、精神を病み仕事を辞めざる得なくなりました。
その後の職場でも、可愛がられていた先輩が私がサブリーダーの立場になった途端、私のやり方が気に入らなかったのか、無視/不機嫌に接してくるようになり、うんざりして同じように心を病む前に辞めました。
また危うい予感がしたので、先に辞めました。病気になってからでは遅いから…
はたまたは、「簡単な仕事からやってもらう予定です」と言われて入ったスタートアップの会社は、入ってみると体制が全く整っておらず、いきなり重責を負わされて
案の定失敗して後処理対応や、終わらない仕事で月に何十時間も残業することになり、短期間で辞めました。
一度精神を病んだことがある人ならわかってもらえるかもしれないけれど、
もう”あんな風にはなりたくない”んですよね。
あれから、自分には職歴にも傷を負ったし、心の傷も完全に治ってないと思っています。
あの時にもしもいい会社に入って順調に仕事を続けられていたならば、
人生がまた違ったんだろうなぁと思います。(ま、今言っても無理な話)
なのである種のトラウマを抱えて生きているようなものです。仕事に関しての。
オフィスの仕事は、年をとっても長く働けるキャリアになるだろうと、少しでも専門性があるだろうと思って選択し直した仕事でもある。
ただ根本的に致命的なのは、オフィスの仕事は自分に興味が持てそうな商材を売ってる会社がドイツでは少ないということ。
基本的にドイツにある日系企業だと「産業製品」の会社ばかりです。
これは、正直自分に嘘が付けないタイプなので”興味が持てない”のです。
不思議なことに、関東に住んでいた時に飛び込んだ”物流/貿易”系の仕事に関しては、
「モノを動かす」という部分で、興味が持てたのが不思議。別に物を売らない会社でも、自分は物の動きに興味があるんだなぁと不思議に思ったものです。
なので、”あぁこの業界で長く働けば、専門性もあるし、将来安泰だな~”と思った矢先に、今度は家庭の事情で海外引越に。
ドイツで同じような仕事を探そうとしても、
日本の物流のみ、ヨーロッパの物流を経験していない私にはハードルが高い&言語面問題。
そうとなると、自分にとって一番幸せに働ける職場ってどこなんでしょう。
本当に(´;ω;`)
ドイツでの初就職がまたしても早速雲行きが怪しいのは本当に自分の選択の甘さに嫌になるし、反吐が出そうになる。
だけど、無駄に時間をすり減らして精神削ってでも”頑張って”慣れようとしても、その先に生産性はあるのか?学ぶことはあるのか?と思ってしまうんです。
いつもいつも、「失敗から学ぶ」人生コースの自分には、
最初から正解コースが用意されていないので、本当につらい。
周りの仕事が上手く言ってる人の話を聞いたりすると、どうしてそういう人生があるんだろうな~と不思議なくらい、自分にスムーズな就職ルートが、新卒の時からなくて。
勿論全部がそういう理由で辞めてきたわけでなく、
家庭の事情も数回あったけど、履歴書を見たらそれはどこにも説明する余地が無いので、書類選考で不利なのは当たり前で。
せっかく日本でいい職場を見つけたと思ったら今度は国を超えての引っ越しが決まるし、リモートワークでなんとか半年ほど前の企業のために仕事をしてみたはいいけれど、その関係もいったん終了して。
もういっそのこと、どこかの企業に勤める形態を辞めて、自分にできることで生計を立てることはできないか?とも一瞬頭をよぎるも、
自分にできることってなんだ?となり・・・
また明日も、そんなモヤモヤした気持ちで仕事に行くわけなのです。
ここまで読んでくれた方はきっと”あ~こいつ、辞めるのも時間の問題だな”と思った人もいるんじゃないでしょうか。
私も正直、そう思ってます(ぎゃー)
もしくは、ドイツの企業の使用期間は6か月間と長く、またとてもシビアなものと聞いているのでいっそのことダメもとで、6か月働いてみるのもありかな、と思ったり。
その間に見込みがないと思われたら、クビになるかどうか/6か月後に言い渡されるのかはよくわからないです。
でもさ、そんな気持ちで6か月働いて自分は幸せなのか?とも思うのです。
丁寧に教えてくれる人にも悪いし…💦
先輩は物凄く丁寧に根気強く教えてくれているんですけれども…
先輩が年下の方というのもあり、情けないなぁとも思ったり、物分かりの悪い年上でごめんなさいとも思うし(5歳年齢差があるけど、バリバリ働いてる方)
こんなモヤモヤしている日々なので、私はしばらく闇の中を彷徨うヒトとなりますね。😅
唯一の癒しが、最近は天気がいい日の外が気持ちいいこと!
夜が長いこと(21時くらいまで明るい)!
前回の日曜日は、外でやるヨガコースに参加してきたんですが1時間の間完全にすべてを忘れ、自然に身を預け、幸せを感じていました。
ヨガを始めておいて、本当によかった!
自分に向き合い身体を動かして気持ち良いって素晴らしいですね😀
予定が合えばぜひまた日曜日の外ヨガに参加する予定です😊
自然が心の癒しであり、喜びであり救いなのです。
ドイツは冬や基本的に曇り、雨の日が多いけれど夏はかろうじてお日様さんさんで助かる。
これが冬だったらかなりやばかったと思うので、まだ状況はマシだ。
天気のいい日が多い日本と違い、ヨーロッパの暗くて寒い日々は予想以上に日本人にとって気分を落ち込ませる要因にもなり得るのです。
知人の中にも、このヨーロッパの暗くて寒い時期に心を病んでしまい滞在を途中で諦めた方を知っています。
今はかなり恵まれた季節。
冷静に自分と向き合い、将来を考えていこう!